Center for Community Medicine, Faculty of Medicine, Oita University

【4年生 研究室配属】

 今年も医学科4年生が8月26日から10月10日までの約1ヶ月半、医学部講座/研究室へと配属されました。この地域医療学センターへは上野翔子さん、白木恵梨子さん、渡辺大君の3名が配属され、それぞれが異なった研究テーマを選びました。上野さんは塩田星児先生の指導のもと、『大分県に住んでいて、ピロリ菌に感染している人の共通点とは?』について県下のピロリ菌感染率とアンケート調査を用いた感染因子を調査しました。

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 また、白木さんは吉岩あおい先生の指導のもとに『脳血流SPECTによるアルツハイマー型認知症の心理・行動症状の発現と脳機能低下部位』について統計処理を用いて検討を重ねました。

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 一方、その間に渡辺君は東日本大震災で被災した宮城県石巻市にある「開成仮診療所」で医療実習を行いながら、そこで得たテーマ『仮設住宅住民のうつ病のスクリーニングによる、受診理由と継続性の一考察』について調査をしてきました。

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 各々のテーマにおいて調査をすすめ、最終日に研究発表会で成果を発表しました。上野さんと白木さんは口演発表、渡辺君はポスター発表でした。午前中は白木さんの発表がありました。堂々としたプレゼンテーションで、訊かれた質問にもはっきり答えておりました。昼には渡辺君のポスター発表があり、石巻仮設住宅を廻っての体験や感想を交え、聴く側を引きつけるような内容でした。午後は上野さんの発表で、少し緊張気味ではありましたが、一つずつわかりやすく丁寧に説明をしていました。

 皆それぞれ、研究者さながらのリサーチマインドをもち、調査に必要な技術を取得し、貴重な体験・経験を得た事と思います。これからの医師人生に大きな財産になると思います。また、何よりも真摯に取り組む姿勢に私たちも感動を憶えました。

 本当にご苦労様でした。その日のうちに慰労会も行い、大盛況に終わりました。文責:石井稔浩